日本健康同盟(略称・健康同盟)

 New Page2 (2005年3月24日、記載)  治療情報−1特報=続き


          自律神経失調症、神経症の身体面からの治し方

 ○ その6

    「日本健康同盟」機関紙・健康同盟ニュ−ス

1995年      4月号

 長嶺注射資料

 

*事務局(会長 宅)酒井洋明・ 東京都品川区大井1−48−5
・〒140・●03−3777−8590

*連絡先(副会長宅)松岡安夫・ 東京都板橋区高島平3-11-4-1001
・〒175・●03−3975−3031

    その6

(前紙面からの続き)  自律神経失調症とSSD(点滴注射薬){記事=復刻版}

○ 執筆:
篠原秀隆医師


自律神経失調症は 体内の老廃物の蓄積によって起こるという前提は 今でも変わっておりませ

ん。体内の老廃物をクリ−ニングする
手段の一つとしてSSDを用いるのであります。従ってSS

Dで駄目でも他の手段を併用すると、自律神経失調症が良くなる例が多い
のです。例えば SSD

と星状神経節ブロック療法の併用で、みるみる症状が軽減した人が居ります。又 SSDと水治療

を併用し
すと、可なり効果が上がります。SSDと、人間に低周波、磁気、遠赤外線を照射して

も、人間クリ−ニングに役立つことが分かって
きました。SSD単独では効果に限界があり、本当

に完全に良いというところまで行かない様です
。(下線=編集者が加筆)


私のところで治療を受け、相当に良くなった患者さんが、SSDの内容を教えてくれと言います。

内容を聞いて帰って近所の医師
に打ってもらうと言うのです。又 電話で、近所の医師に言って

、試してもらいたいのでSSDの内容を教えてくれと言います。
勿論、内容、分量は発表して居り

ますから、全部分かるようになって居りますが、その結果が、私の所でやった点滴と少し違う何か、


大事なものを教えてくれないのではないか、との問い合わせが多いのです。

長嶺注射同様、何か発表していないX物質があるのではないかと言うのです。余りそう言わ

れると、長嶺医師同様、実は私しか知らない秘薬があると言いたくなるものなのです。

私はこの理由を次の如く考えています。

一・他の治療法、例えば、水治療や星状神経節ブロックとSSDを併用すると効果が
  大きく出てくる。


二・SSDを知った医師が、こんなビタミン注射か、自律神経失調症に効く訳はない、
  と思い、似た点滴を打てば、心理的なもので効果があると判断している。


三・私も、科学的にとは考えているが、多少のカリスマ性があるのではないか、
等々です。


 従って、私の所ではないSSDの効果は出ないと言うことになり、この点は長嶺医師も同

 様に悩んだのではないかと思います。 SSDの内容だけ聞いて使った人が、私のSSDの

 治験例を聞いて、いぶかるので、余りSSDの効果だけを話したくないのですが、

一つだけ書いてみます。

自律神経失調症は、一般に命に係わらないと言われますが、命に係わるという事が分かった例

があります。当時、53才の男性ですが、病院でいくら検査しても異常が見つからないが、水も食

事も入らない。 それに腹痛が、10秒から20秒毎に起こって顔をしかめる。骸骨のようになっ

て寝ている。もう間も無く衰弱死です。こんな患者が何故自宅にいるのかと言うと、公立病院に3

ケ月 入院して検査ばかりやっている中に、こんなに悪くなった。検査はと言うと、何処も悪くな

いとい うので、医師と喧嘩になり退院して来たが、どうにもならなくなり、私に往診を頼んだと

の事であった。親兄弟も寄って居て、誰もが重症であることを認めていた。 私は話を聞いただけ

でこれは 自律神経失調症だと判断した。

 然しこんな患者の一番大変なのは大小便の世話なのです。

 大小便の世話は家族がやってくれることを前提にお引き受けしました。

この患者にはSSDと水治療を併用したのです。

先ずその日から、腹痛軽減、水は入る様になり、次の日は腹痛なし、三分粥 が入る様にな

り、1週間目位には 食事が自分で出来る様になり、トロのまぐろが食いたい等と言い始めまし

た。この急速な回復に、遠くから来ていた兄弟も、帰って行きましたが、残った 者は、年老い

た両親だけになり、息子の看病に疲れて、二人とも病気になってしまいました。さり とて私の所

で大小便の処理は出来ません。アルバイトを雇っても、これが一番嫌がる事なのです。

 遂に、SSD、水治療を教え、大小便の面倒を見てくれる病院に移りました。

約1ケ月の悪戦苦闘 でした。然し、そこで悪化して亡くなったそうです。力尽きた感じでした。

 それ以来、重症患者に対する場合、大小便の面倒を見れないSSDは有り得ない、と思う様にな

りました。 大小便の面倒を見るという事はどういうことかと考えて、数年がかりで ウテレスト

(母親の子宮を意味する =編集者注)なるものを作りました。ウテレスト装置(胎児が子宮の中

で宿りすくすくと育っているように、ウテレスト・カプセルを子宮と見立て、カプセルに入った人

間は、遠赤外線の照射を受けながら、四方八方から適温で大量の酸性シャワ−水に浴し、活性電解

アリカリイオン水を飲用する=編集者注)では大小便の面倒を見れます。然し、皮肉にもウテレス

トが出来てからは、大小便の面倒を見ていた人が、さっさと患者が自分でトイレに行っていたので

驚いた、と言うのです。ウテレストを使うと大小便の世話をする必要がなくなって行くのです。大

小便の世話も見てくれる器械(ウテレスト)が初めの意図に反して、大小便の世話の必要でない人

に使って頂くようになって来ています。

 これくらいにしてウテレストの話は又の機会に致しましょう。

 SSD
それだけで、単独使用だけでは、期待を満足させるものではない

 ことを話したかったのです。


 長嶺注射資料


 → その7  に続く。


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 ○ その7

    「日本健康同盟」機関紙・健康同盟ニュ−ス

1995年      4月号

 長嶺注射資料

 

*事務局(会長 宅)酒井洋明・ 東京都品川区大井1−48−5
・〒140・●03−3777−8590

*連絡先(副会長宅)松岡安夫・ 東京都板橋区高島平3-11-4-1001
・〒175・●03−3975−3031

    その7

(前紙面からの続き)  自律神経失調症とSSD(点滴注射薬){記事=復刻版}

○ 執筆:篠原秀隆医師


 自律神経失調症は此の治療で治ります。但し、限界があります。その限界は、神経(精神)安定

剤を飲むようになり止められない人は、駄目な様です。精神安定剤を飲んでいる人には、どうにも

効果が上がりません。その理由は、精神安定剤を飲んでいる人は、精神安定剤が切れたとき、非常

に具合が悪く感じます。SSDと水治療法は、体内のクリ−ニングをするので、精神安定剤の切れ

が早くなり、治療をすればする程悪くなった様に感じます
。(下線=編集者が加筆)

一方で、専門医と称する先生が、精神安定剤の必須論を唱えたりする場合があり両立出来なくなっ

て居ります。

ところが一方で、家事も、夫の世話も、何も出来なくて、臥せっていた方が、SSDと星状神経節

ブロック療法で立派に立ち直った臨床例もあります。(この件については、近所の方で毎日のよう

に通院しているIさん他数人の証言がある=編集者加筆)
かくいう私も自律神経失調で死にたい位、世の

中が嫌になったこともありましたが、SSDと水治療を中心とする 強勢医学 (篠原医博が提唱する、人間の能力

を100%発揮することを目指す独特の医学=編集者注) 医療システムで、現在元気で朝9時から夜9時、

場合によっては、夜12時前後頃まで、診察・治療活動を続け、しかもこんな執筆活動も出来て

居ります。


 さて、今回は、自律神経失調症は、人生を台無しにするばかりでなく、死んで行く人もいるとい

う話もして、終りにしたいと思いま
す。  以上。

{ 解説 }この記事を掲載したら批判意見が一人(会員)ありました。自律神経失調症で死んで行く人もいる、という記事は読者に
不安を与える、というものです。私(酒井会長)の判断では、この方(前記・寄稿文の中の重症患者)は医療機関の検査に引っ掛からなかっただけで、検査項目には無い有毒化学物質を体内に宿していたものと思われます。あるいは篠原医博のいう老廃物中毒症,新陳代謝の過程で生成される体内老廃物が身体の一部もしくは身体中に蓄積して発症する疾患で、これが原因でアレルギ−疾患、肝臓疾患、糖尿病、リウマチ、脳梗塞、自律神経失調症なども起こる、という説だったのかもしれません。
単なる 自律神経失調症なら、ただそれだけで亡くなるわけはない、と私も思います。化学物質過敏症は自律神経失調症を伴います
から、表面的には自律神経失調症の症状が出ていたわけで、その観点からすると、篠原医博の診断も誤診とも言えません。 
今までに、当初は単に自律神経失調症という診断だったが、後で「ガン」だった、ということで亡くなられた会員がおられました。 
自律神経失調症の裏に重大な慢性疾患が隠されている場合があることを忘れてはならないと私は思います。 「検査はと言うと、何処も悪くないというので−−−私は話を聞いただけで 自律神経失調症だと判断した。」と篠原医博はこの寄稿文で書いておられるが、速断し過ぎの嫌いがあると私には思われます。  篠原医博流に言うならば「表面上は自律神経失調症だが本当の疾患は、重大な老廃物中毒症もしくは 有毒化学物質による物質病 だ。」と言うべきだと思われます。 でも篠原医博のこの患者に対する治療法を見てみると、正にこの事を念頭に入れたものであることが分かると思います。 
(健康同盟・会長・酒井記・1995・3・26)


{ SSD(長嶺注射薬の発展な点滴薬)に関する復刻版−その2(下記) }



          健康同盟結成準備会ニュ−ス    1990年11月

SSDの臨床効果と強勢医学の立場

(*編集者注=長嶺注射を発展的に継承した健康増進・神経強化剤)


鳩山ニュ−タウン診療所所長 篠原 秀隆

SSDの起源・由来については、前回書いたので、分からない方は、前回の論文を見て頂きたい。

前回は 症例として一例上げただけだ
ったので、症例を多く上げた臨床効果について、書いてほし

いと、健康同盟(準)の酒井先生(高校教諭)から依頼があった。前回も書い
たが、臨床例を余り

言いたくない。臨床例を患者本人が書く場合は良いが、医者が書くと、具体的デ−タでもある場合

を除いて、簡単に、
良くなった、良くなったと言うばかりでは通用しないのである。自律神経失調

症等は、数字で示すことができないので、良くなったのはど
うして判定したのか、と言われても、

客観的に良い、悪いと決めるスケ−ルがないから、患者本人が良くなったと言うから、良くなっ

たと
言うほかはないのである。それならば、医者が書くよりは患者本人が体験談として書いたほう

が余程真実性があることになる。
もっとも、あれをやったら効いた、これをやったら効いたと言う

話は、世の中に氾濫していて、非常に安っぽいものになっている。そん
な安っぽいものを書けるか

という気もある。医者は医者らしい書き方がある。この点をどうにかクレア−してくれているので

はないかと思
うのが、健康同盟(準)(世話人代表 酒井 洋明)ではないかと思っている。健康

同盟は、患者が医師に遠慮することもなく、亦 販売*


長嶺注射資料


 → その8  に続く。

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 ○ その8

    「日本健康同盟」機関紙・健康同盟ニュ−ス

1995年      4月号

 長嶺注射資料

 

*事務局(会長 宅)酒井洋明・ 東京都品川区大井1−48−5
・〒140・●03−3777−8590

*連絡先(副会長宅)松岡安夫・ 東京都板橋区高島平3-11-4-1001
・〒175・●03−3975−3031

    その8

(前紙面からの続き)  自律神経失調症とSSD(点滴注射薬){記事=復刻版}


 *関係者にも関係なく、色々な治療法の評価をお互いに情報交換するのが趣旨であると思える。

だとすると、数字で表わせない(定量できな
い)様な病状、変化は健康同盟の方々に評価してもら

うのが一番客観的ではないだろうかと思うようになった。亦健康同盟の方々も、私の
期待を裏切ら

ない、客観的立場の評価を下せる会であって欲しい。 と言うのも、近ごろ余りにもヤラセの体験

談が多すぎる。驚異の〇〇
療法と銘打ってマスコミに発表するが、たちまち消え失せる。私も「人

間は 150歳まで元気に生きられる−−−奇跡の『強勢医学』」
という本を出したが、これは、

マスコミに全く相手にされず、それから数年たって、やっと少々マスコミもほんの一寸だけ話を聞

いてくれ
るくらいになった。本物であれば、当然、驚異(もしくは奇跡)の治療法であれば、その

後益々繁栄して衰えることはない筈であるが、間
も無く消え失せることは、本物でなかったのでは

ないかと思える。私の「奇跡の強勢医学」はマスコミ受けをする同じ奇跡という文字を使
ってはい

たが、具体的各論より、抽象的総論であった為全然奇跡ではないように見えたが、本物であった為

、徐々に上昇気運になってきて
いるのだと思う。

因に、健康同盟の酒井先生(高校教諭)は、現在では非常に貴重な存在の方である。何が貴重かと

いうと、利害
で動く人間ではないということである。自分の信念のみで動く方であり私の意志で動

く方ではない。私の文章が掲載され、私の名前が出る
事が多いとしても、それは酒井先生独自の評

価であり、私の希望でも意志でもない。

 さて、少し前置きが長くなったが、SSDの
臨床効果であるが、私は あくまでSSDは他の治

療と併用して、十分なる効果を上げ得るものであると思っている
。(下線は編集者が加
筆)長嶺注

射はそれだけで効いたという人もいるが、私は、逆に長嶺注射ではだめだったという人も多く知っ

ており、それが何故有名にな
ったのかという下りは、前回書いたので、今回は省略する。

自律神経失調症においては、SSDと星状神経節ブロック療法の併用
で、素晴らしく効いた患者が

いる
SSDだけで良くなる人もいるが、平生は元気であるが、一週間に一回やっておかないと、

どうも怒りっぽくなり、仕事をやる気がしなくなる、困った癖がついたものだとぼやく程度の人に

はSSDだけでも効く。この場合、点滴量を1リットルにするともっと効くから、SSDは水が効

いている部分を忘れてはならない。
(下線は編集者が加筆)

 糖尿病は SSDと水治療(浄水器を通したミネラルを含む清水をたくさん飲むこと他)を併用

すれば長年、大学病院で治療してインシュリンをそろそろ使用しようと言われていた人も、4日間

位で、正常値になり、担当医が驚いたという程で、効果がありすぎて信じない人が多い。勿体ない

話である。しかし、この療法もインシュリンを用い始めた患者は今のところ対象外にしている。こ

れを読んでも間違わないでほしい。インシュリンを打ち始めると膵臓の機能回復が非常に難しくな

ってくる。インシュリンで長生きさせると言っている専門家がいるから そちらで治療して頂きた

い。私は インシュリンを打つ前であれば、糖尿病はいとも簡単に克服できる病気であると言って

いるのであるから、そのあたりの区別を認識して頂きたい。 肝炎は SSDと水治療を併用す

ると何年間も下がらなかったGOT、GPTが正常になってくる。もっともこれが一番期間がかか

り毎日やったとしても、三か月位かかる。これも肝硬変になってから、治してくれといわれても、

今のところは、残念ながら遅いと言えよう。今のところはと言うのは今より将来は技術・治療内容

、共に向上することになるから、向上した場合は肝硬変でもどうにか成るかも知れない。とにかく

、GOT・GPT高いと言われて肝硬変になるまで十年以上の年月がかかるのだから、その十年間

位の内にSSDと水治療で(肝疾患は)治ると言っているのであるから、やってみるほかはないの

ではないかと思っている。

気管支喘息はこれ又、余り我慢しないで頂きたい。SSD・水治療・MME(医用電子治療・電

気物理療法、例えば低周波電気鍼、交流式電気磁気治療器など=編集者注)併用で大体2日間位で

発作が止まる。


その後は発作が出ないようにすればよいのだが、止まらないはずの発作が出なくなるのだから、止

まったのを出ないようにするのは、止めるより簡単である事位皆分かるであろう。

ただ気管支喘息も、いつまでも続けていると 殆どが心筋梗塞になっている。

心筋梗塞になったら今のところ、この治療法はお断わりしたい。

前述した如く、技術や治療内容が向上すれば、それでも良いと言えるようになるだろう。    

 心筋梗塞になっている気管支喘息の患者は、気管支喘息の治療より、心臓の専門家が心カテ(心

臓カテ−テル)とか、血栓除去剤だとかペ−ス・メ−カ−だとか言って気管支喘息どころではなく

なる。いかに心臓の専門家でも、気管支喘息発作で、一発アウトである事を考えていない。案の定

、気管支喘息発作で、死んでしまうと、もう少し早ければ良かったと言う事になる。

心筋梗塞は気管支喘息を起こしているうちになるのであり、手遅れにならないようにというのであ

れば気管支喘息発作を早く止めるべきである。気管支喘息が止められないのに心臓ばかり手遅れと

いうのは当たらない。どうもこのあたりが、簡単な理屈なのだが理解されないので、心筋梗塞の患

者は原則としてノ−・サンキュ−である。 勿論、私の言う事が良く理解できた人で、心筋梗塞の

ある気管支喘息の人が今でも元気でいる人もいるし、理解できなくて残念な結果に終った人もいる

。各臓器の存在する環境が悪いから、心筋梗塞や他の疾患にもかかるのだから、その臓器の存在環

境を良くしないで(編集者注=体質を改善しないで)いろいろな手術とか、ぺ−スメ−カ−使って

も* ( 次の紙面に続く )


長嶺注射資料

 → その9  に続く。

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 ○ その9

    「日本健康同盟」機関紙・健康同盟ニュ−ス

1995年      4月号

 長嶺注射資料

 

*事務局(会長 宅)酒井洋明・ 東京都品川区大井1−48−5
・〒140・●03−3777−8590

*連絡先(副会長宅)松岡安夫・ 東京都板橋区高島平3-11-4-1001
・〒175・●03−3975−3031

    その9

(前紙面からの続き)  自律神経失調症とSSD(点滴注射薬){記事=復刻版}


良くない事ぐらい予想がつくのだが、そこが分からない人がいる。

 私がおかしいのか、分からない人がおかしいのかは、読者の判断に任せることにする。

アトピ−性皮膚炎は SSD、水治療で非常に良くなってくる。ただし、これは余り色々な治療を

やらない中にこの
治療をやってほしい。アトピ−性皮膚炎の患者さんで今まで涙ぐましい努力をし

ている人がいる。そんな人ほどアトピ−性皮膚炎とは、こ
んなに悪くなるものかと思う位、悪くな

っている。いわく、何もやらなければアトピ−性皮膚炎とはこんなに悪くならないのではないかと


勘繰りたくなる位である。  何もしていない患者はそれほど悪くなっていないから、この治療で

たちまち良くなってくれる。何をやって
も駄目だからこの治療をやりたいという人がいるが、それ

は迷惑な事である。誰ともうまく行かないから、最後にあなたと結婚したいと言われたら皆様はど

うしますか。それから類推してほしい。         

慢性リュ−マチ、これは認定医とか、指導医制を作り治療効果上げようとしているが、なかなかう

まくいかない病気と言うか、実際はSSD、水治療、MMEの併用療法でどんどん良くなる。

 但し
変形した関節まで元通りにはならない。この病気は関節変形が来るまでに相当な痛みがあ

り苦しむのであるから、その耐え難い痛みの中に
この治療をやれば難病でも何でもない。私がこう

言うと信じ難いようだが、慢性関節リュ−マチと言う病気があるために、治療施設を造
ってくれた

人が二人も出てきて、実際私としては困っている。二人とも妻が慢性関節リュ−マチで悩んでいた

方であり、妻のための1億円
以上の投資である。それをしてもらえない人も余りご主人を恨まない

でほしい。如何に治療施設ができても私の身体は一つでありどうにも
ならない。世の中の医者がも

う少し門戸を開いて殻の中から出てきてくれればそれで済む事なのである。 私が反対に打って出

て殻をぶち
壊せと言う説もあるが、日本人は実力よりまだまだ肩書きを信用している。大学教授や

専門医・認定医を信用しているから、どうにもなら
ない殻を作っているのは、何の事はない、自分

たち自身である事を知ってもらいたい。 皆様方が私の言う事を信じてくれれば、今までの
権威も

殻の中にいても仕方がない事を悟るのである。   因に私はリュ−マチの指導医でも認定医でも

ない。とにかく、関節変形を起こすまで我慢させない医師を、指導医・認定医にしてもらいたい。

いろいろと書くことがあり、紙面は足りないが、
腎臓病にもSSD・水治療の併用で効く。但し、

人工透析をし始めた患者は、インシュリンの糖尿病同様に、今のところ適用外にしてほしい。 先

日、尿素窒素が100mg/dl を上回る患者が来た。本来なら人工透析だが、この療法で頑張

ってみようと言う事で5日間頑張ってみた。尿素窒素が80mg/dl位に落ちてきてやれやれと

ほっとした。その頃からその患者はいろいろな用事ができて治療をサボる日が多くなった。

 一番私を落胆させたのは、妻が外遊するから、家を空けておけないと言う理由で治療をしなかっ

た時である。 この治療に限った事ではないが重症なら重症なりに患者自身が一生懸命にやってく

れなくてはどんな治療であっても効果がない。従って、この患者の治療は中止した。もう、人工透

析しか残っていないからである。人工透析になるまでには一般的には尿蛋白が出たり、ミクロヘマ

チュリ−が出たり、と経過が長いのであるから、早目にこの治療をすれば腎機能の低下にまでには

ならない。 
癌については誤解を受けるのでじっくり書かねばならないが、癌の2.期までは、SS

D・水治療・MMEは可なりの効果を上げうる可能性がある
。可能性があると言うのは余りに症例

が少ないか
ら断定できないのである。しかし末期癌の痛みが緩和したり、CT像が良くなったりの

不思議な現象がある。繰り返すが、癌は治ると言っ
ているのではないから間違えないでほしい。そ

の他にも、今まででは考えられないような事がよく起こる。動けなかった人が、治療中にい
なくな

った事があるかと思えば、誰もが(私を含めて)駄目だと思われたウイ
ルソン病の人がめきめき元

気になり、今では私より早く歩く
ようになった。とにかく、私の勧める強勢医学的な治療はどうに

もならなくなった最後の手段としてではなく、最初の手段として考えても
らいたい治療法である。


1990年10月下旬 投稿。( 連絡先=鳩山ニュ−タウン診療所 火〜土 5時〜9時・午後

日曜=朝9時〜夕5時まで。埼玉県比企群鳩山町大字石坂664−828 TEL=0492−96−2310  相談可。)

 ◆ 会長より=但し、「相談可。」は 当時の記載なので、最近の動向はお伺いできて
        おりません。   従いまして、相談する場合は、自己の責任に於いて
        慎重に対応して下さい。
        くれぐれも、多忙な勤務の支障にならないようにお願い申し上げます。

≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡

            神経の知識(図説・人体の構造)より

 

*神経系中枢神経系=脳+脊髄−−−体の各部から集まった情報を受けとって処理するところ

    末梢神経系=脳と脊髄から出て外側へ伸びている神経の束
           −−−体の各部から集まった情報を中枢神経へ伝えたり、
           中枢からの指令
を各器官へ連絡する役割を果たす                                  

       

    ●

体性神経系=感覚神経繊維+運動神経繊維−−−皮膚や目、耳などの感覚器官が得た情報が感覚神経によって脳へ伝えられると

*末梢神経系

 運動神経を通じて命令が筋肉へ届きます。こうして意識的に体を動かすのが
 体性神経系。

                                       

自律神経系=交感神経+副交感神経−−−心臓や肺、胃、血管などは、意識して動
かすことは出来ません。                                                       長嶺注射資料

これらの内部器官の活動をコントロ−ルしている。生命を維持するために休みなく働いている。

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予告:   次回は 自律神経失調症、神経症の精神面からの治し方

     
を掲載いたします。ご期待ください。


       ○ 上記のページが出来上がりました。どうぞご覧下さい!

          2005年4月1日〔金)